【OEM事例紹介3】F社様と食品工場用冷感帽子のOEMを行ったケース

【OEM事例紹介3】F社様と食品工場用冷感帽子のOEMを行ったケース

こんにちは。株式会社島田の寳田です。弊社の原点は農業用の麦わら帽子に始まり、現在では“帽子”と名の付くものの多くを手掛けるようになりました。今回ご紹介する弊社のOEM事例では、F社様よりご依頼を受けた一連の内容をご説明します。

F社様は食品工場などの衛生コンサルティングをされており、工場で使われる異物混入対策用の「フード付き食品工場用冷感帽子」の作製を依頼されました。

 

 

――いただいたサンプル品の手の込んだ作りに驚く

F社様よりお借りしたフード付き帽子のサンプル品です。食品工場用冷感帽子という製品名にふさわしい、とても堅実な作りになっています。帽子部分を頭に被り、フード部分を首から肩へ向けて装着することで、毛髪やホコリなどの異物を落とさない仕組みとなっている点に注目しました。衛生面が徹底される食品工場において、異物の混入は信頼に関わる問題であり、未然に防ぐことが何よりも重視されるからです。

――作業者の装着時の快適さを重視した構造

食品工場用冷感帽子は吸汗・速乾性に優れた生地をはじめ、高温になりやすい工場内でも快適に作業できるよう、さまざまな機能性を追求。生地の一部には冷却素材を採用するなど、着用者が適温で作業できるような工夫が施されています。

このように、快適性と機能性の両立によって、食品工場用の冷感帽子として徹底した異物混入対策を講じているのです。

――食品工場用冷感帽子はツバ付きのデザインが特徴的

この食品工場用冷感帽子には“ツバ”が付けられており、装着時のフィット感を高めるのに一役買っています。さらに、顔回りはストレッチの効いた生地が採用されており、着用もストレスフリーで、一人ひとりに合ったフィット感を実現しています。

――残念ながら受注には至らず……。しかし、ツバ部分の提供が決定!

完成度の高い食品工場用冷感帽子の作製に携われるのは、弊社にとっても非常に魅力的なものでしたが、今回はコスト面や納期を考慮した結果、受注には至りませんでした。しかし、F社様の高品質な製品づくりに対し、弊社としてもぜひとも協力したいと申し出たところ、帽子のパーツを提供する形で話しをまとめることができました。この製品のキモである帽子のツバ部分を弊社にて作製することになったのです。

現在では、作業用帽子や制帽を作っている帽子メーカーが少なくなり、材料を集めることすら困難な状況があります。弊社のように職人の手で一つひとつ製品を作るメーカーもあまり見かけなくなってしまいました。だからこそ、たとえパーツ一つでもできる限り仕事をお受けし、高品質な製品を提供する。――それが弊社のポリシーなのです。

――どんな細かいパーツのOEM・ODMでもお受けいたします

弊社のOEM(設計)やODM(製品開発)に関しては、納期やコスト面からどうしてもお受けできないことがあります。しかし、そのような場合でも材料の手配可能なパーツ単位での納品に対応できる場合があるので、一度ご相談ください。

弊社のサイトを見ていただくと、ファッション用の帽子をメインに生産していると思われるかもしれません。ですが、弊社では各種工場での作業帽子や制帽などの業務用帽子の作製にも対応していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。弊社の製品はメイドインジャパンであることを誇りに、クリエイターである職人が細部にまでこだわって作製しています。 帽子のOEMからODMまで、なるべく多くのご依頼を受けられるように尽力しますので、今後ともよろしくお願いいたします。

株式会社島田
〒769-1603
香川県観音寺市豊浜町和田乙1876-1

TEL 0875-52-3783

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