こんにちは、SHIMADAです。いつも弊社ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、天然素材を使った帽子の型直しについて記事にしてみようと思います。麦わら帽子やカンカン帽をお持ちの方は、ワンシーズンかぶった後に保管しておいて、その次の年にかぶろうとしたら型が崩れていてかぶれない状態になっていた、という経験はないでしょうか?
素材が天然のものなので、時間が経つに連れて型崩れをするのはしょうがない事です。しかし、ケアの仕方でその変化・劣化を遅らせる事も出来ます。そのケアの仕方も含め、崩れた時どうやって復元するのかというところを2記事に分けてご紹介したいと思います。
家で出来る、帽子を長く使う為の保管方法
まずは、帽子の保管方法についてです。
先述もした通り、帽子の型崩れは気を付けていても起こってしまうものなのですが、その崩れを最小限にするよう弊社でも帽子を保管しています。まず、中折れハットの場合一番崩れてはいけないのは頭のへこみのある部分です。という事はその上に物を置く事は絶対にしてはいけません。
家でもできる保管方法ですが、まず、帽子をかぶった後には軽く濡らしたタオルや布で、かぶり口の汗が染み付いた部分を拭くようにしましょう。帽子を劣化させる一番の要因は人がかく”汗”なので、この汗が染みた帽子をそのままにしておくと菌が繁殖し、素材を弱く、劣化しやすくしてしまいます。
紙を詰めて型崩れを防ぎ、湿気も逃がす
次に帽子のかぶる部分に紙や新聞紙を詰め、その帽子の一番美しいシルエットを維持できるようにしてあげます。これにはシルエットを美しく保つという点に加えて、帽子の湿気をとり素材の劣化を防ぐという作用もあります。
ハットに関しては、上記の状態で、水平で直射日光があたらない場所に保管しておけば問題ないかと思います。湿気のあるところや外に置いておくと虫食いの原因にもなるので風通しの良い場所に置いておく事もオススメします。
ツバのヨレや歪みが気になる方は
もしかぶろうと思った時にツバのよれが気になれば、家庭用のアイロンで延ばすことで綺麗なシルエットになります。アイロンのかけかたですが、シャツにアイロンを当てるのと同じ要領で大丈夫です。
ただ、スチームアイロンの場合はそのままアイロンをかけて問題ありませんが、スチームでないアイロンの場合は、当て布を湿らせてその上からアイロンをかけるようにします。その際、温度が高すぎたり、当てすぎたりすると焦げや焼けの原因になるので、もし自分で行う場合は充分注意してアイロンをするようにしてください。
さて、今回は自宅でもできる帽子のケアをご紹介しました。少し気を使ってあげるだけで帽子のもちが全然変わってくるので、是非実践してみてください。アイロンをする場合は温度や当てすぎに注意してくださいね。
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株式会社島田