ブレードその4【ブレード帽子の仕上げ手順】
こんにちは、SHIMADAです。
前回のブログでは、SHIMADA自慢の職人技であるブレード帽子の縫製についてお話致しました。今回も引き続き、ブレード帽子の製作工程についてご紹介していきます。
ブレードシリーズも本日で完結！最後は仕上げについてです。
糊入れ
縫製まで終えた段階ですでに帽子の形になっていますが、これでおわりではありません。型にいれて成型し、さらに美しいシルエットに仕上げていきます。
まず、型入れの前に糊入れの工程が入ります。縫い工程までが終わった帽子に糊料を着けて天日干しにします。
その後に熱を加えて成型することで、よりしっかりと形を固定することができます。
型入れした後にもう一度糊入れを行う場合もあります。帽子のデザインに合わせて糊入れの回数や糊量を調整しています。
型入れ
次に型入れです。
軽くアイロンを当てながら、木型に合わせて帽子の形を整えます。ひとつひとつ丁寧に、手作業で行っております。
飾りつけ
次に飾りつけです。
巻リボンの場合、まずは帽子本体にぐるっと巻き付ける帯の部分、リボン本体の部分、リボンの腰の部分と複数のパーツに分けて形を作っていきます。こうしてひとつひとつパーツごとに形をしっかり決めていくことによって、個体間でのバラつきがない安定した形状に仕上がります。
リボンが出来上がったら、シルエットが崩れないように帽子に留めていきます。
飾りのデザインや仕上がりのイメージによって留める箇所の数や位置も違います。リボンをふんわりと見せたい場合も位置を調節しながら、しっかりと帽子に留めていきます。
柔らかいシルエットのリボンも、形が崩れることのないよう帽子に留まっていますので、安心してお使いいただけますよ。
検品
こうして出来上がった帽子は傷や汚れがないかしっかりと検品し、お客様のもとへお届けします。
それぞれの工程を、熟練した技術を持った職人が責任を持って丁寧に行っております。
SHIMADAのブレード帽子について、いかがだったでしょうか？職人の真心がこもった帽子をぜひ一度お試しください。
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