藁を編む。絶滅危惧の技術-麦わら帽子-【その1】

 
こんにちは、SHIMADAです。弊社ブログをご覧いただきありがとうございます。
 
 
 
本日は、"麦わら帽子"についてお話していきたいと思います。
 
昭和10年、農作業用麦わら帽子の製造販売から始まった弊社にとって、"麦わら帽子"は大切な原点であると言えます。
 
 
 
麦わら帽子って何?

 
 
麦わら帽子ってどんな帽子ですか?
 
麦わら帽子といっても見た目が似ていても麦が使われていないものだったり、作り方は様々なのに天然素材を使っている物だったり、多種のものを麦わら帽子としてとらえるのが一般的になっています。
 
詳しくは下記記事でもご紹介しているので合わせて読んでみてください。
 
 
この考えは間違っておらず、麦わら帽子の定義というものは存在しないと思います。麦わら帽子っぽいものがそう呼ばれているので、麦でつくられていないから麦わら帽子じゃないという人はなかなかの帽子好きかと思います。
 
 
では、帽子屋の思う麦わら帽子とは何でしょう。
 
麦素材で作られた帽子全般です。
 
しかしそれも人それぞれで、農作業用の帽子をイメージする人もいるでしょうし、麦素材の帽子全般をイメージする人と様々だと思います。でも決してどれも間違っていないので、個人の捉え方で問題ないかと思います。
 
 
ちなみにwikipediaでは
 
麦わら帽子(むぎわらぼうし、麦藁帽子)は、藁あるいは藁様の素材(様々な植物由来あるいは合成素材)で編んだ帽子。
 
という事です。
 
 
 
高級な麦わら帽子とは

 
安いものでは数百円から、高いものでは数万円する麦わら帽子もあります。高いものは基本的に天然素材を使用した品質の高い材料でできています。
 
その材料についてご紹介しようと思うのですが、麦わら帽子の伝統的な生産方法はなかなか見る事が少ないと思います。
 
というのも、天然素材でブレードを作るには麦の長さが不均一で機械を使って編む事が不可能なのです。
 
その為、全て人の手で作られる事から日本では全くと言っていいほど生産されていません。賃金が高いので材料自体もかなり高額になるからです。
 
ではどこで生産されているかというと、伝統的に編み子さんが技術を継承している中国です。
 
 
次回は、今でも手編みで生産されている麦わら帽子のブレードの生産工程についてご紹介したいと思います。
 
 
 
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